2月16日 み言葉と黙想

2月16日「黙り続ける」
マルコによる福音書14章53~65節
しかし、イエスは黙り続け、何もお答えにならなかった。そこで、重ねて大祭司は尋ね、「お前はほむべき方の子、メシアなのか」と言った。(61節)

黙想
無実の罪を着せられる無念さや誰も助けてくれない孤独は多少なりとも私たちが体験するものだと思います。何とか自分がしたのではないことを弁明しようとします。だれにも分かってもらえない苦しみはとてつもなく大きく辛いものです。その苦しさや辛さを知ってくださるお方がおられます。それがイエス様です。イエス様はそのような状況を身に受けました。そして黙り続けました。イザヤの預言にあった羊のように。今や、イエス様は私たちの無念さや孤独といったものを含めすべての罪を背負って私たちに代わって十字架につけられようとしています。