2月20日 み言葉と黙想

2月20日「十字架につけられる」
マルコによる福音書15章24~32節
それから、兵士たちはイエスを十字架につけて、誰が何を取るか、くじを引いてその衣を分け合った。(24節)

黙想
死刑判決が出されるとすぐに処刑が始まり、イエス様は午前9時に十字架につけられました。処刑人たちはくじを引いてイエス様の来ていた服を分け合いました。旧約聖書の「私の服を分け合い衣をめぐってくじを引く」の御言葉が実現したのです(詩22:19)。

この詩には父なる神に捨てられたことを嘆く「わが神、わが神なぜ私をお見捨てになったのか。」という言葉が書かれています(詩22:2)。イエス様は父なる神からも見捨てられました。

痛みだけではなく孤独の苦しみを受け、ののしられながら死ぬのです。イエス様は私たち人間の苦しみを知っておられます。