4月4日 み言葉と黙想

4月4日「神の選び」
列王記上1章38~53節
祭司ツァドクは、天幕から油の入った角を取り出し、ソロモンに油を注いだ。彼らが角笛を吹き鳴らすと、民は皆、「ソロモン王、万歳」と叫んだ。(39節)

黙想
祭司はソロモンに香油を注ぎ彼を古代イスラエルの王にしました。この知らせを聞いたダビデは神を讃え、アドニアはソロモン王に拝謁し帰順の意を示しました。こうして古代イスラエルの王座はソロモンに継承されました。

ダビデ王の時は神が祭司を通して直接選ばれたのですがソロモン王以降はダビデ王の血統から選ばれるようになりました。それでも祭司を通して神が任命する(油を注ぐ)ことは変わりませんでした。血統によらずに適任者を選ぶという神の意志は保持されています。