4月18日 み言葉と黙想

4月18日「契約の箱」
列王記上7章23節~8章11節
箱の中には二枚の石の板のほか何もなかった。それは主が、エジプトの地を出たイスラエルの人々と契約を結ばれたとき、モーセがホレブでそこに納めたものである。(8:9)

黙想
神殿の一番重要な場所である至聖所には契約の箱が置かれました。契約の箱の中に入っているものは十戒の石板2枚です。この石板はいわゆるご神体ではなく、礼拝の対象ではありません。神さまがおられて人々を教え導くことを示す象徴です。人にとっては石板に書かれている戒めを守る約束したことの象徴です。このようにして古代イスラエル王国の人々の心のよりどころができました。

キリスト者の心のよりどころは神さまを指し示す十字架です。十字架は礼拝の対象ではなく神さまが守り導いてくださることの象徴であり、私たちが神さまに従う約束の象徴です。