カテゴリー: コラム牧師室より

12月1日牧師室より

今日からアドベントです。教会暦では今日から新しい1年の歩みが始まります。歴史は始めから終わりに向かって進んでいるのですが、神の創造の七日間を一つの単位としているように、1年を一つの単位として礼拝で神の救いの歴史をたどりま

11月24日牧師室より

ヨハネの黙示録1章6節に「(キリストは)わたしたちを王としてくださった」という言葉があります。この王とはどんな王でしょうか。ペルシャのスルタンやインドのマハラジャのような姿が脳裏に浮かんできませんか。あらゆる贅沢と全ての

11月17日牧師室より

アルフォンス・デーケンさんは上智大学教授でイエズス会の司祭でした。デーケンさんは「生と死を考える会」を発足させ、終末期医療の改善やホスピス運動の発展などに尽くしたことで良く知られています。この人は、死について学ぶことは生

11月10日牧師室より

私たちは罪が何であるかを知りません。ひどい目や辛い目に遭ったことは覚えていますが罪を犯したことはないと思っているのではないかと思います。罪の自覚がなければ執り成してもらう必要を感じないでしょう。キリストが天の聖所で私たち

11月3日牧師室より

日本語では「良心」の反対の意味を表す語は「悪心」です。これは恨みを抱き悪事をしようとするよこしまな心のことです。ところが新約聖書の原典が書かれたギリシア語には悪心と言う語はなくて「弱い良心」(Ⅰコリ8:7ほか)や「汚れた

10月27日牧師室より

自分のために祈っていてくれる人が傍にいれば人は癒されます。 ある人は苦しんでいる時に 「世界中の人があなたの敵だとしても私だけは味方だよ」 と励まされて苦境を乗り切ったそうです。 でも人は残念ながら相手のことをどれだけ深

10月20日牧師室より

水野源三さんは9歳の時に脳性麻痺になって目と耳以外の機能を失いましたが、町の教会の宮尾牧師を通して主イエス・キリストに出会ってキリスト者となり、神への喜びを詩につづり続けました。まばたきで言葉を伝えたことから「まばたきの

10月13日牧師室より

一般に、宗教は個人のものであるという考えと、宗教は国家や家族が受け継ぐという考えがあるように思います。宗教は個人の選択という意識は近代社会では常識のようになってきましたが、国家や家族の宗教という考えは今も根強くあります。

10月6日牧師室より

この10数年でインターネットは手軽に利用することができるようになり、今ではインターネットで簡単に知識が手に入ります。たとえば料理の仕方などはいろんな人が説明したりビデオを配信しています。親や祖父母の言葉を聞くよりそれらの

9月29日牧師室より

日本には「苦しい時の神頼み」ということわざがあります。これは信仰心のない人が苦しい時だけ神様に祈って助けてもらおうとすることです。信仰心がないならば神様に祈るのはおかしいのではと思いますが、やはり人は人間の力を越えた神様

Top