9月18日牧師室より

ある人が「真理だとどうやって分かるのでしょうか」という質問をしました。なるほど、聖書は神の真理を語っているというけれどそれは本当だろうか、と考えることは必要だと思います。俗に言う「洗脳」は思考停止に追い込んで、ある事柄を真理であるかのように信じ込ませることですが、人は洗脳されると思考も行動も束縛されてしまいます。

聖書には「真理とは何か」と問うた人のことが書かれています。ローマ帝国のユダヤ属州第5代総督のポンテオ・ピラトです。彼はイエス様を尋問している時にイエス様が言われた言葉「わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。」(ヨハネ18:37)という言葉に引っかかりを感じ、先の問いを発しました。この時イエス様はピラトに何も答えませんでした。

しかしイエス様はすでに教えていました。「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8:32)という言葉です。真理は知識とは違います。それは啓示です。真理を知ると私たちの心も行いも自由になります。キリストの福音が真理であるというのは、福音を聞いた人たちが自由になることでわかります。未来に希望を持てなかった人が福音を聞いて希望を見いだし立ち上がります。自分のことや周りの状況が見えなかった人が見えるようになり行動するようになります。