先週のイースター礼拝には普段より多くの人が礼拝堂に集まり共に主の復活を祝いました。新型コロナウイルス感染症が蔓延して礼拝堂での礼拝を自粛し始めて以来の多さでした。そしてコロナの中で始めたZOOM配信によって高齢や遠隔地のため礼拝に集えない人が参加してくださいました。教会のホームページの『過去の説教』に音声と文章を掲載しました。
イエス様の復活の出来事はこの世においては何度でも立ち直る力を与えてくれます。死の恐怖に打ち勝つ力を与えてくれます。病気のため四肢の自由も言葉も失ってしまった水野源三さんは12歳の時に近くの教会の牧師と運命的に出会い洗礼を受けました。彼は「まばたき」を使って、多くの詩や短歌を作るようになりました。イエス様を知る前の彼は死んだも同然でしたが信じてからは生き返ったように素晴らしい賛美の詩を紡ぐようになりました。
神様の
大きな御手の中で
かたつむりはかたつむりらしく歩み
蛍草は
蛍草らしく咲き
雨蛙は雨蛙らしく鳴き
神様の
大きな御手の中で
私は
私らしく
生きる
この詩は彼の信仰を良く表しています。