2月14日 み言葉と黙想

2月14日「サウル王の過ち」
サムエル記上13章1~12節
サムエルは言った。「あなたは何をしたのか。」サウルは答えた。「…私は、…やむをえず焼き尽くすいけにえを献げました。」(11,12節より)

黙想
サウル王はペリシテ人との戦いを前にしてサムエルの到着を待っていました。「いけにえを献げるためにギルガルに来るまで七日間待つように」(サム上10:8)とサムエルが言っていたからでした。しかし七日経っても来なかったので、闘うために集まった兵が散っていくのを恐れたサウルは祭司が行うように定められている祭儀を執り行ってしまいました。その直後に到着したサムエルはサウルにそのことを咎め、サウルは弁解しました。サウルは神の力よりも兵士の数を頼りにしたのです。

危急の時にこそ神に助けを祈り求めなければなりません。自分の力に頼ろうとすると却って問題は大きくなります。