10月10日 み言葉と黙想

10月10日「主の憎むもの」
箴言6章1~19節
主の憎むものが六つ、心からいとうものが七つある。高ぶる目、偽りを語る舌、無実の人の血を流す手、悪だくみを耕す心、急いで悪に走る足、虚偽を語る偽りの証人、兄弟の間に争いを引き起こす者。(16~19節)

黙想
傲慢、虚言、暴力、悪、虚偽、争いは主なる神が憎むものだと箴言は語ります。神が憎むものを人間が行うことには危険が伴います。この危険とは災禍というものではなく、生きる喜びや意欲がなくなるというものです。災禍に遭っても主の眼に正しいとされることをしていれば取り去ってもらえるという希望を持って生きることができますが、生きる喜びや意欲がなくなれば生きていくことは困難です。人は神が憎むものをしないように心掛け、それをしてしまったときには悔い改めて神に立ち帰らなければなりません。それによって再び生きることができます。