最近、信徒の方から鉄道唱歌のメロディーで歌う「聖書唱歌」の歌詞をいただきました。現在の聖書唱歌は旧約聖書2番、新約聖書2番の4番までの歌詞ですが、私がいただいたものは歌詞が66番まである壮大な唱歌で、各文書が要約されているので面白いです。少し紹介します。1番は次のような歌詞です。
もの皆すべてはみ手のわざ 世界は神の言葉にて
成れりと記す創世記 いざ読みゆかん祈りもて
今日の世界に警鐘を鳴らすミカ書は35番の歌詞にあります。
つるぎを変えてすきとなし やりをばかえて鎌(かま)となす
ミカ書に非戦の思想あり ナホムの預言は主の怒り
ローマの信徒への手紙の歌詞は47番にあります。
神もし我らの味方なら 誰か我らに敵せんや
名高きロマ書は十六章 その八章こそ高き嶺(みね)
最後の66番は新約聖書全体を歌います。
新約聖書は二十七(にじゅうしち) ここには神の啓示あり
ここにはいのち、光あり キリスト・イエスの救いあり
覚えるのは大変ですが、聖書各巻の順序と特徴を知るのに役立ちます。