5月14日牧師室より

新聞に掲載されたあるシングルマザーの言葉が脳裏に残っています。その人は「子どもが成長して一人前になるまでは死ねない」と語っていました。パートを掛け持ちしても収入は生活していくのに限界に近い程度しかなく、子育てや家事で自分の時間がまったく取れない。そんな中で必死に生きている人の言葉でした。この子の父親は子育ての責任を分担しなければなりません。

この女性は子どもを愛していて、この子のためなら死んでも良いと思っている方でしょう。そしてこの方はどんなに辛い状況や困難な状況でも自ら死ぬことはないだろうと思いました。もし人が愛されていることを知り、愛するならば、どんな困難にも耐えて生きることができるのではないかと思います。世界初の民間人宇宙飛行士 秋山豊寛さんは選抜試験の面接で、家族がいる者の方が生還率が高いと主張して年齢が高いという不利を跳ねのけて宇宙飛行士に選ばれました。

神さまの私たちに対する愛は御子を私たちのために犠牲にするほどに大きなものです。神さまは私たちを裏切りません。イエス様が「神さまを愛しなさい」と言われるのは、私たちが愛する対象として神さまを見つけるならば、困難な中でも生きることができると教えておられるのではないかと思います。