2月20日 み言葉と黙想

2月20日「民への宣言」
サムエル記上10章17~27節
サムエルは民全体に言った。「主が選んだこの人を見たであろう。彼に並ぶ者は民のうちにいない。」民は皆、喜び叫んだ。「王様、万歳。」(24節)

黙想
サムエルはイスラエルの民にサウルが油注がれた王であることを宣言しました。王の役目の最大のものは外敵と戦い民を守ることでした。人々は自分たちの王を持つことができたことを喜びましたが、中にはサウルを嘲り従わない者がいました。神が立てた王であっても従わない人々がいることが示されています。しかし王はすべての民を守らなければなりません。自分の名誉や名声のためではなく神のために働きを与えられたからです。

地位に就くということは高慢になることではなく、傷つくことを覚悟して戦いの先頭に出て行くことなのです。神はそのような者と共にいて守ってくださいます。