2月11日 み言葉と黙想

2月11日「王国の興り」
サムエル記上11章1~15節
サムエルは民に言った。「さあギルガルに行こう。そこで王国を興そう。」(14節)

黙想
サウルの外敵との最初の闘いはイスラエルの東側に接するアンモン人とのものでした。彼らはイスラエルを支配しようと国境近くの町ギルアドを攻めましたが、その知らせがサウルに届けられるとサウルは全土から募った勇士と一緒にアンモン人と戦い、彼らを打ち破りました。人々はサウルを王と認め、サウルは王国を興すことを宣言しました。神の霊を受けて勇敢に戦ったサウルに民がひとつになりました。

王は民を支配するという神の言葉は民の間から忘れ去られていきました。神が民を直接治める時代が終わりをつげ、民の背きと神の審きの歴史が始まります。安全は国が強くなることで得られるものではないことが示されてていくのです。