カテゴリー: コラム牧師室より

4月9日牧師室より

主のご復活おめでとうございます。主は私たちの究極の不安や絶望である死に打ち勝たれました。キリスト教の教理では父と子と聖霊は三位一体の唯一の神ですから、神の御子であるイエス様が復活されることは当たり前のことだと思われるかも

4月2日牧師室より

「高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道に導く。」(ルカ1:78-79)   1984年4月8日に土気集会所として教会が創立されてから38年が経ち、今日

3月26日牧師室より

立教大学名誉教授で日本キリスト教史家の鈴木範久氏は、内村鑑三のローマの信徒への手紙の連続講演が頂点に達するのは8章22節であったと記しました。「被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わ

3月19日牧師室より

レントの時期になると思い出す絵本があります。ラーゲルレーヴの『むねあかどり』です。むねあかどりはヨーロッパコマドリのことで、顔から胸にかけて赤い色をしています。その由来は…。 神さまが世界を造られた時に小鳥たちの羽を色と

3月12日牧師室より

地球上に存在する水のうち飲むことのできる水はわずか0.02%程度だそうです。年間を通して安定して雨が降り、貯水できる山や河川に恵まれた国や地域がある一方で、世界人口の半数は深刻な水不足に悩まされています。私が神学生の時に

東日本大震災から12年

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」 (マタイによる福音書11章28節) 東日本大震災が起きた日から12年となりました。いまだに行方不明の家族を探す人のことがラジオから流れてき

3月5日牧師室より

時は春。木が芽吹き、草花も緑の葉を茂らせてきました。まるで太陽の光が木や草花に沁み通って命を育んでいるようです。 讃美歌に「神さまの愛はしみとおる。私たちの心に、日の光のように」という歌があります(讃美歌21-171)。

2月26日牧師室より

2月22日の「灰の水曜日」からレント(受難節)に入りました。これから4月9日(日)イースター(復活祭)の前日までの期間、私たちは主の受難を憶えて過ごします。今日、与えられた聖書は旧約が蛇の誘惑、新約が悪魔の誘惑です。エバ

2月19日牧師室より

トルコ・シリア地震を受けて次のような励ましが出されました。祈りを合わせ、私たちにできる行いをしたいと思います。   10万人以上の援助者たちが生存者捜索にとりかかっています。36カ国から来たチームがシリアとトル

2月12日牧師室より

2月9日(木)にこの会堂を設計した多摩美大教授で大岡山建築設計研究所代表の田淵諭先生が来訪されました。先生は「礼拝堂を始め、エントランス、集会室、キッチン等、13年経ったとは思えない手の行き届いた教会で、皆さんが大切に使

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