7月16日牧師室より

教会では7月30日(日)の礼拝後に教会懇談会を開催します。これは10年後の教会の夢や幻を語ろうという趣旨でおこなわれるものです。懇談会というと堅苦しく感じられるかもしれません。しかしこれも主にある交わりです。教会の活動はすべてこれです。参加して楽しく、また参加したいと思うような懇談会は主の御心に適っているといえます。

懇談会はそれぞれの人が思っていることを他の人に聞いてもらう良い機会です。そして他の人がどのような思いを持っているかを聞く良い機会です。10年後の教会の姿をまとめるのでも、方針を出すのでもありません。こんな教会だったら喜んで来たいと思うようなことや、家族や友人を誘いたいと思うことを思いつくままに話せば、それに賛同する人がいるかもしれません。

さて、夢や幻とはいったい何でしょうか。福音書には年老いたシメオンが人々の慰められるのを待ち望んでいたことが書かれています。そこにイエス様が両親に抱かれて来ました。これこそシメオンが待ち望んだ幻であり夢でした。この世にはすべての人が慰められる場が必要です。それが教会であって欲しいと思います。私たちが祈りのうちに求めるならば、一人ひとりが神さまから与えられた賜物(カリスマ)を出し合い、共に喜ぶ教会へと必ず主が導いてくださいます。このことを信じて楽しい集いにしたいと思います。