カテゴリー: コラム牧師室より

7月2日牧師室より

本田哲郎神父は聖書に出てくる「罪」という言葉を元来の意味に戻って「外れた道」と訳しました。神さまから示された道を外れて生きることを良く表しています。「罪」という言葉は犯罪人を思い起こさせますから、私たちが「罪の奴隷」にな

6月25日牧師室より

「あなた方は罪に対して死に、神に対して生きる」(ローマ6:11)という言葉は不思議な力をもって私たちに迫ります。まずもって不合理です。命はひとつなのにイエス様に結ばれていれば罪に対しては死に、神に対しては生きるという不思

6月18日牧師室より

聖書は終わりの日に天体は揺り動かされる、と告げています(マタイ24:29)。終わりの日でなくても毎日のように世界中でショッキングな出来事が起きており、それがいち早く世界中に広がって人々の不安を掻き立てます。 情報が高速で

6月11日牧師室より

教会の玄関の横にヤマユリが沢山の花を咲かせています。マルタの会の人たちのお世話に応えてくれているかのように活き活きと綺麗な花です。花にはいのちがあり、やがてはしぼんでしまうから美しい。 「花のいのちは短くて、苦しきことの

6月4日牧師室より

今日(聖霊降臨節第2主日)は三位一体主日です。これは「父なる神と子なるキリストと聖霊はそれぞれ別のお方でありながら唯一の神である」というキリスト教会の信仰に基づいています。この主日は8~9世紀から祝われ始め14世紀に全て

5月28日牧師室より

ペンテコステ(聖霊降臨日)おめでとうございます。教会は主が復活されてから足かけ50日後、弟子たちに聖霊が降り、主イエス・キリストを大胆に宣べ伝え始めたことを記念してこの日を祝ってきました。聖霊のイメージは炎、舌、鳩などで

5月21日牧師室より

5月18日はイエス様の昇天記念日でした。イエス様は復活してから使徒や弟子たちと共にいましたが、40日後に天に昇られました(使徒1:3-11)。 私たちの目にイエス様のお姿が見えなくなったことは私たちにとって不幸なのでしょ

5月14日牧師室より

新聞に掲載されたあるシングルマザーの言葉が脳裏に残っています。その人は「子どもが成長して一人前になるまでは死ねない」と語っていました。パートを掛け持ちしても収入は生活していくのに限界に近い程度しかなく、子育てや家事で自分

5月7日牧師室より

神は父・子・聖霊というそれぞれの存在でありつつ、無償の愛の交わりによって完全にひとつです。そしてこの神が私たちにかかわりを持ち続けて、愛し続けてくださいます。私たちは神の無償の愛の交わりに招かれています。 イエス様は「わ

4月30日牧師室より

先週の「祈り」に続いて、「ゆるし」についてどのように語ればよいか、NHK『100分で名著』に出演したキリスト者で随筆家の若松英輔さんの言葉を紹介したいと思います。 若松さんはヨハネによる福音書8章4~11節の姦淫の女性の

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