1月8日牧師室より

子ども讃美歌21番に「遠くの東から ラクダにまたがって 旅する博士、ようやくユダヤの地。美空に輝いた 星の光の不思議な導きで 嬉しい知らせです。没薬、乳香と 黄金の宝物、主イエスにささげ祝いのしるしです」という歌があります。静かな中にも博士たちやこれを歌う私たちに喜びがあふれます。博士たちは星の運行を観察して世に起きることを知ろうとしていました。今で言えば星を観察して吉兆凶兆を告げる占い師のような人々でした。

聖書では占いは禁じられており(レビ記19:26ほか)、占い師は処刑されなければならない(申13:6ほか)と告げられています。それなのになぜ東方の三人の占星術師たちがイエス様誕生の際に代表として選ばれたのでしょうか。

それは天体の運行さえ支配される主なる神の御力によって救い主が誕生し、世界中の人が救い主を崇めるようになるためです。『公現日』は今から約2000年前に世界の辺境の地で僅かな人にしか知られずお生まれになった赤ちゃんイエス様が、世界に知られた日です。