3月12日 み言葉と黙想

3月12日「ダビデの失敗」
サムエル記上21章10~16節
そこでダビデは人々の前で奇妙な振る舞いをし、捕らえられると気がふれたように見せ、町の門の扉をかきむしったり、ひげによだれを垂らしたりした。(14節)

黙想
ダビデが逃れた先はガトでした。ここはペリシテ人が神の箱をイスラエルに返す時に神の箱が一時的に置かれたところでした。誰にも知られずに逃れたはずでしたがガトの人々はダビデではないかと疑いました。人の知恵はこのようなもので、上等の計画と思っても破綻することがあります。ダビデは気がふれた者のようにふるまうことでサウルの所に連れて行かれる難をのがれました。神に頼らず自分の考えで行動するなら、ダビデといえども無力です。