3月24日牧師室より

本日から受難週に入りました。この受難週の毎日を祈りと黙想のうちに過ごしたいと思います。

今日はイエス様のエルサレム入城の日。人々はなつめやしの枝をもってイエス様を歓迎しました。集会室に市川忠彦牧師の描いたエルサレム入城の油絵が飾られていますが、あのように歓迎したのでしょう(マタイ21:1-11、マルコ11:1-11、ルカ19:28-44、ヨハネ12:12-19 )。

月曜日は宮清めの日を覚えて過ごします。宮清めは神殿(教会堂)を祈りの家にすることを教えるものでした(マタイ21:12-17、マルコ11:15-19、ルカ19:45-48、ヨハネ2:13-22)。

火曜日はイエス様が様々なしるしと奇跡を行われ、エルサレムを嘆いたたことを覚えて過ごします(マタイ21:18-19、23:37-39、マルコ11:12-14、ルカ13:34-35)。

水曜日はイエス様が香油を注がれたことを記念する日です。これはマリアの心からの献げ物であり、イエス様の埋葬の準備でした(マタイ26:6-13、マルコ14:3-9、ヨハネ12:1-8)。

木曜日は洗足日です。イエス様は弟子たちの足を洗われた後、晩餐をおこなわれました。そしてゲッセマネで祈られた後に捕えられました(マタイ26:17-75、マルコ14:12-72、ルカ22:7-65)。

金曜日は受難日です。ピラトによって十字架刑を宣告され、その日のうちに処刑されました。しかしこのことによって神と人との和解が成し遂げられ人は贖われました(マタイ27:1-61、マルコ15:1-47、ルカ22:66-23:56、ヨハネ18:28-19:42)。

土曜日は番兵が寝ずに墓を見張りました。イエス様は本当に死なれて私たちと同じように死者たちと共にありました。(マタイ27:62-66)