カテゴリー: コラム牧師室より

東日本大震災から12年

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」 (マタイによる福音書11章28節) 東日本大震災が起きた日から12年となりました。いまだに行方不明の家族を探す人のことがラジオから流れてき

3月5日牧師室より

時は春。木が芽吹き、草花も緑の葉を茂らせてきました。まるで太陽の光が木や草花に沁み通って命を育んでいるようです。 讃美歌に「神さまの愛はしみとおる。私たちの心に、日の光のように」という歌があります(讃美歌21-171)。

2月26日牧師室より

2月22日の「灰の水曜日」からレント(受難節)に入りました。これから4月9日(日)イースター(復活祭)の前日までの期間、私たちは主の受難を憶えて過ごします。今日、与えられた聖書は旧約が蛇の誘惑、新約が悪魔の誘惑です。エバ

2月19日牧師室より

トルコ・シリア地震を受けて次のような励ましが出されました。祈りを合わせ、私たちにできる行いをしたいと思います。   10万人以上の援助者たちが生存者捜索にとりかかっています。36カ国から来たチームがシリアとトル

2月12日牧師室より

2月9日(木)にこの会堂を設計した多摩美大教授で大岡山建築設計研究所代表の田淵諭先生が来訪されました。先生は「礼拝堂を始め、エントランス、集会室、キッチン等、13年経ったとは思えない手の行き届いた教会で、皆さんが大切に使

2月5日牧師室より

使徒たちが天に召された後、福音を宣べ伝えた人々は「教父」と呼ばれています。この人たちについて4世紀後半から5世紀前半に活躍したアウグスティヌスは次のように述べています。 「教父らは教会の内に見出したことを保持した。彼らは

1月29日牧師室より

マタイによる福音書5章1~12節はいわゆる「山上の説教」と呼ばれています。「心の貧しい人々は幸いである」(3節)といった具合に「幸い」という言葉が並んでいます。 私が洗礼を受けて間もない頃、それまでほとんど聖書を読んでい

1月22日牧師室より

毎朝の黙想でフィリピの信徒への手紙を読み終わりました。その中でパウロは「神はあなた方に必要なものをすべて満たしてくださる」と書いています。彼は獄中にいても満たされていました。第2次大戦でヒットラーに抵抗し刑死したボンヘッ

1月15日牧師室より

教会の暦では2月25日までが降誕節です。この期間はイエス様の誕生からイエス様が成長して神の国を宣べ伝えたことを想起して過ごします。降誕節という名称ですが降誕日のみを記念するわけではありません。 今日の礼拝で読まれた箇所は

1月8日牧師室より

子ども讃美歌21番に「遠くの東から ラクダにまたがって 旅する博士、ようやくユダヤの地。美空に輝いた 星の光の不思議な導きで 嬉しい知らせです。没薬、乳香と 黄金の宝物、主イエスにささげ祝いのしるしです」という歌がありま

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