カテゴリー: コラム牧師室より

4月30日牧師室より

先週の「祈り」に続いて、「ゆるし」についてどのように語ればよいか、NHK『100分で名著』に出演したキリスト者で随筆家の若松英輔さんの言葉を紹介したいと思います。 若松さんはヨハネによる福音書8章4~11節の姦淫の女性の

4月23日牧師室より

NHK Eテレの『100分de名著』という番組で新約聖書が取り上げられていて、カトリック信者で随筆家の若松英輔さんをゲストに迎えて福音書を読み解いています。聖書という言葉は知っていても読んだことがない人たちを対象に福音書

4月16日牧師室より

先週はイエス様の復活をお祝いするイースター礼拝をおこないました。この日に二人の姉妹が受洗され、私たちは大きな恵みをいただき喜びに包まれました。主にある神の家族としてお二人と一緒に神を礼拝し、神と共に日々を過ごしたいと思い

4月9日牧師室より

主のご復活おめでとうございます。主は私たちの究極の不安や絶望である死に打ち勝たれました。キリスト教の教理では父と子と聖霊は三位一体の唯一の神ですから、神の御子であるイエス様が復活されることは当たり前のことだと思われるかも

4月2日牧師室より

「高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道に導く。」(ルカ1:78-79)   1984年4月8日に土気集会所として教会が創立されてから38年が経ち、今日

3月26日牧師室より

立教大学名誉教授で日本キリスト教史家の鈴木範久氏は、内村鑑三のローマの信徒への手紙の連続講演が頂点に達するのは8章22節であったと記しました。「被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わ

3月19日牧師室より

レントの時期になると思い出す絵本があります。ラーゲルレーヴの『むねあかどり』です。むねあかどりはヨーロッパコマドリのことで、顔から胸にかけて赤い色をしています。その由来は…。 神さまが世界を造られた時に小鳥たちの羽を色と

3月12日牧師室より

地球上に存在する水のうち飲むことのできる水はわずか0.02%程度だそうです。年間を通して安定して雨が降り、貯水できる山や河川に恵まれた国や地域がある一方で、世界人口の半数は深刻な水不足に悩まされています。私が神学生の時に

東日本大震災から12年

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」 (マタイによる福音書11章28節) 東日本大震災が起きた日から12年となりました。いまだに行方不明の家族を探す人のことがラジオから流れてき

3月5日牧師室より

時は春。木が芽吹き、草花も緑の葉を茂らせてきました。まるで太陽の光が木や草花に沁み通って命を育んでいるようです。 讃美歌に「神さまの愛はしみとおる。私たちの心に、日の光のように」という歌があります(讃美歌21-171)。

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